The Wood Stove Option
薪ストーブという選択
炎の揺らぎを眺め、薪をくべ、暖かさを育てていく時間。
その一つひとつが、日々を少し豊かにしてくれます。
ここでは、薪ストーブの導入から焚き付けの基本まで、
はじめの一歩をご案内します。
What Is a Wood Stove?
薪ストーブとは
薪ストーブは、スイッチひとつで暖まる暖房ではありません。
火を育て、空気を整え、温度を感じ取る。
そのひとつひとつの工程が、暖かさと安心につながっています。
薪ストーブの燃焼効率
薪のエネルギーを効率よく
薪ストーブの暖房効率とは、薪がもつエネルギーをどれだけ室内を暖める熱に変えられるかということ。
燃焼効率を高めるためには、煙に含まれる未燃焼ガスをどれだけ熱へ変えられるかが重要です。エイトノット薪ストーブは独自設計のヒートチャンバーにより二次燃焼・三次燃焼を促進し、薪のエネルギーを無駄なく活用。煤の多い針葉樹も有効な燃料として活かすことができます。
熾火という存在
熾火が暖かさを生む
暖かさを生むのは、炎よりも熾火です。
十分な熾火ができてはじめて、ストーブ本体の温度は安定し、空間全体がゆっくりと温まります。
薪の太さや量を調整しながら熾火を育てることで、少ない空気でも安定した発熱が続き、排気として逃げる熱を抑えることができます。
炎の勢いではなく、熾火の質が、暖かさの持続を左右します。
煙を減らす焚き方
本当の熱は、静かに宿る
煙が多いのは、不完全燃焼のサイン。
燃焼には「温度・燃焼ガス・空気」この3つのバランスが欠かせません。
火室の温度が低いまま太い薪を入れると、可燃ガスだけが立ち上がり、煙として外へ逃げてしまいます。細めの薪から始め、十分な熾火をつくり、徐々に薪を足していく。適切な空気量を保つことで、煙は減り、薪のエネルギーを無駄なく熱へと変えることができます。
薪ストーブを知ることは、火と向き合うことでもあるのです。
From Installation Onward
導入からその先まで
導入からその先まで、一貫対応。
設計・施工・メンテナンスまで、安心してお任せください。
煙突取り付け工事
設置まで一貫対応
薪ストーブのご用命をいただきましたら、新築・既存宅・リノベーション等、お家の諸条件をお伺いさせていただき、煙突設置調査から設置作業まで専門のスタッフがご対応いたします。
また、建築会社様とのお打ち合わせや、建築工程に沿った薪ストーブ本体設置及び煙突取り付け工事も行っておりますので、何なりとお申し付けください。
設計段階からの連携
建築設計・建築会社との打合せ
住宅新築時など、建築設計段階から薪ストーブの導入について、ご相談を承っております。
薪ストーブを適切に導入していただけますよう、お家の設計プランに合わせて具体的なアドバイスをさせていただきます。
メンテナンス
永くお使いいただくために
薪ストーブを安全・安心、そして快適にご愛用いただくためには、煙突掃除・パッキン交換・可動部点検などの定期メンテナンスが必要です。
エイトノット製作スタッフ、または研修を受けた代理店スタッフが直接お伺いし、一台一台の状態を確認しながら、本来の性能が持続するよう細部まで整備します。
導入も、その先の時間も…安心は、ここから続きます。
How to Start a Wood Stove
焚き付けのしかた
薪ストーブは、正しい焚き方と設置によって、その性能を最大限に発揮します。
暖かさも安全性も、燃焼の理解から始まります。
ここでは、エイトノットの「BQシリーズ」を例にご紹介します。
下段が火室、上段がオーブンの2段構造です。
それでは、火をつけてみましょう。
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01
準備をする
火をつきやすくするために灰をどかします。
手前の空気の吐出口の灰をどかして、手前から奥に一本灰をどかします。
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02
着火する
細く、よく乾いた木・太い木をつみます。
ちぎった牛乳パックなどをセットし点火。
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03
エアアシスト機能で空気を確保
扉のハンドルを手前側にロックし、少し開いた状態で十分な酸素を取り込みます。
炎が安定したらハンドルを奥側にロックし、扉を完全に閉めます。
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04
空気を調整する
エアコントロールバーで給気量を調整します。
手前に引けば空気が増え、奥へ押せば抑えられます。
燃焼が安定すると、オーブンの温度も上がっていきます。
Using a Wood Stove Safely
薪ストーブを安心して使うために
火が安定したら、次に大切なのは、その火とどう向き合うか。
薪ストーブは、正しく燃やし、正しく守ることで、はじめて永く寄り添う暖房になります。
ここでは、安全に使い続けるための基本をお伝えします。
01薪ストーブ火災の主な原因
低温炭化
木材が長時間熱にさらされ続けることで極度に乾燥し、発火点が下がってしまう現象です。
本来、木材の発火点は約400℃ですが、低温炭化が進むとより低い温度でも発火する可能性があります。
壁内部など見えない場所で進行するため、適切な遮熱設計が重要になります。
02薪ストーブ火災の主な原因
煙道火災
煙突内部に付着したススやタールが引火し、煙突内で燃え上がる現象です。
原因の多くは不完全燃焼。
炉内温度が十分に上がらないまま燃やしたり、吸気を過度に絞りすぎたりすると、未燃焼ガス(煙)が増え、ススが蓄積します。乾いていない薪の使用も、煙道火災のリスクを高める要因になります。
では
を採用しています。
一次燃焼で燃えきらなかったガスに 高温の空気を送り再燃焼させることで、ススの発生を抑え、煙道への負担を軽減します。
見えない部分にこそ、設計の真価があります。
燃焼と構造の両立が、永く安心して使える一台をつくります。